国領きとうクリニック
東京都調布市国領町4-8-3-5F
京王線・国領駅 徒歩2分
℡ 042-488-5777
月・木・祝日(振替休日含む)休診
・ 「円形脱毛症」の患者さんの再発が減少し、増悪・再発がしにくくなるよう多血小板血漿(PRP)療法、その他の提案をいたします
●円形脱毛症の重症化を防ぐため、PRP治療(多血小板血漿)を現在の治療では完全な発毛を達成できない状態の方におすすめします。
治療法は保険外診療です。自由診療で自費の支払いとなります。
●幹細胞上清液(エクソソーム) と PRP、両方を使用した頭皮注射
幹細胞培養上清液 (上清液、エクソソームとほぼ同義語)とPRP療法(多血小板血漿)の両方を併用して円形脱毛症の治療にあたる事が治療効果を相乗的にアップします。 幹細胞上清液(エクソソーム)はステロイド様の作用をもち、さらに副作用はなく(局所に使用の場合)ステロイドの局注による副作用が発生している場合は改善の可能性が高くなります。
円形脱毛症は単発型の場合は自然経過でも改善する場合も多くあります。単発型・初発の場合はなにもしないである程度の期間、「経過をみるのも一手段となる」とガイドラインにも記載があるほどです。
明らかに改善の方向なら良いです。しかし増悪の傾向の場合は優れた・安全な上清液でメソセラピーを行うと強力な抗炎症効果で「円形脱毛症」の炎症が鎮静化するからです。(経験的に間違いないです)
・ただし、本当に優れた・安全な幹細胞上清液(エクソソーム)を使用していた場合は・・・です。
ある程度円形脱毛症の炎症が鎮静化してから、早めにPRPを使用する事が重要な治療戦略となると考えます。 PRPにも抗炎症作用があり、発毛の効果がかなり持続的に発動する事がデータ的にもわかっております。 自分の経験でもかなり長い期間、発毛の効果が持続する事も経験的に感じます。 ただ効果には個人差はあります。 特に血小板の数が当初からとても少ない場合に効果不十分な事がある事がまれに報告されております。 また採血量がある程度必要で、採血がとても難しい場合などもあるかもしれません。
普通の採血で血小板数が10万以下の場合は中止、15万以下の場合はよくご理解の上で施術するか、ご相談する予定です。
多血小板血漿(PRP)の効果は 一回ではわからない場合があるかもしれませんが、ステロイドの局注にはない効果の可能性が極めて高いです。これはステロイドの局注を半年以上していた患者様の希望でPRP・上清液の治療に切り替えて明らかに効果が高い事を経験したため、断言できます(PRPの効果はその方の血小板の力に依存しますので個人差があることはなんども申し上げます)
さらに文献的に3回以上のPRP治療は円形脱毛症の再発が明らかに少なくなります。 もちろん発毛にも大変有効ですから早く髪が増えます。 上清液と併用する事で相乗効果となることが期待されれます。
●使い分け 患者様の頭皮の状況、脱毛部位、通院頻度などによって変化します。
PRP療法はステロイドの局注のような副作用の発生はありません。 何回でも反復治療できます。
痛みが少し強いと、ネットなどに書かれています。 PRP作成キットは個別に差がありますので断定はできませんが・・・白血球を多く取り込んだ「濃いPRP」を作成するとあり得ます。 当院での患者様からの感想は痛みに関してはほとんど問題なしです。 ひどい痛みは全くありません。
針の太さ、刺し方、針を刺す時のスピード・角度、薬液の投入量、投与スピードなどの調整で痛みに関してはかなり減らせますのでご安心ください。
痛みにものすごくデリケートな方の場合はよくご相談という事になると思います。
ステロイド局注を繰り返し注射を行うと副作用として、皮膚が薄くなってしまったり、毛細血管ができたりすることがあります。この副作用は上清液・PRPで改善のチャンスが多いにありそうです。
●もし上清液での治療を希望される場合はステロイドの局注の回数はなるべく少ない(皮膚が薄くなる前)時に上清液の治療を開始した方がよいと思います。 早めのご相談をおすすめします。 このタイミングの見極めは重要です。 ※ステロイドの局注ですべての円形脱毛症の脱毛がおさまり、発毛がすべての部位からなされている場合・・・これはステロイド局注のままでも良い場合があります。そうすれば多くは保険診療で行えますので安価に治療ができます。 良い事です。
そして使用する「上清液」というのは効力がそれぞれ違います。 効力・内容を正確に把握するには限られた施設である程度のコストをかけないとわかりません。
先日エクソソーム関連の学会会長が市販されているエクソソーム(上清液)30以上の品を精査したそうです。 結果は30以上の製品のうち、4個の品にしか、エクソソームは存在しなかったそうです。 「多くの上清液にはなにも入っていなかった」という衝撃の事実が発表されました。
では国領きとうクリニックで採用している幹細胞上清液(エクソソーム)には十分に入っているのか? こらは大きな研究機関で調べた結果を院長は特別に見せてもらいました。 30近い商品の中で一番多かったものでした。
しかも多くの上清液(エクソソーム)には老廃物が入っているのですが(内容はNH3:アンモニア)これも特許を所有している商品で一般的な飲料水よりも少ないレベルの清潔さでした。 国領きとうクリニック が選択した上清液は・・・自信をもっておすすめできる品となります(未承認医薬品という立場になります)
優れた上清液・PRPを使用すると円形脱毛症の早期鎮静化、円形脱毛症の再発のリスクを減ずる可能性がかなり高い事が期待されます。 です←断定します。
PRPの早期の使用をおすすめする理由として、一回の治療価格は高いかもですが、効果の高さ・持続性から反復治療する回数がかなり減します。(個人差があります) 効果が見込めそうならPRPの早期治療開始がよいです。
当院は申請をし厚労省に受理され正式にPRP療法ができるようになりました。(令和6年5月)
●幹細胞培養上清液は学問的にいうと微少差がありますが、「培養上清液」「上清液」「エクソソーム」とほぼ同じとしてお考え下さい。
学会は学問的には確定した事しか発表できません。
本当は有効かもしれないが・・・という情報は学会からは報告するのは難しいです。 しかし少しでも良くなる方法があった場合にその情報を困っておられる方にお伝えする事は意味があると思っています。
100%は有効ではないかもしれないけどかなり多くの方には有効・・・という確率の場合は 安全性は厳重に担保し (安全性には最大限の注意をはらい)、新しい治療・方法を「やってみる」という事が大きなポイントになる場合があります。
経験的な治療効果と学会等の報告等をみますと、上清液(エクソソーム)の治療、PRP(多血小板血漿)の治療は円形脱毛症の再発防止に相当に有効な治療となると確信しています。
保険は使用できず、自由診療となりますが 経済的に可能な場合は早めの治療をご検討する価値があると考えます。
早めの治療をお勧めするのは 理由があります。
学問的な統計をみると、早期に発症した方が何度も再発していると難治化する事が予想されるからです。
「幹細胞培養上清液(上清液・エクソソーム)やPRP療法 はちょっと学問的には完全には確立してないからもうすこし待ってから考えよう・・・」 この気持ちよくわかります。 院長も性格的には用心深い性格なのでよくわかります。
・・・が、お年を増していくことも事実で、再発・難治の確率は上昇しいきます。 上清液はきちんと施術を行えば合併症はまず発生しないと経験的には思います。 (細いですが注射針をさしますので痛みは若干ありますし、術後は軽度の腫れは短時間ある場合もありますが)
PRP(多血小板血漿)は術後の痛みが若干発生する人がおられるかもしれませんが、痛みの予防を丁寧に行います。 そのためにも手打ちで施術をすることは大変有用と考えております。 ※当院の経験では痛みに関してはほぼない、と思います。(針を刺しますのでその痛みに関しては少しはありますが、冷却麻酔を使用するためもあって、ほとんどの方は気にならないとおっしゃいます) PRPの方が終わったあとの圧迫感(痛みとはちょっと違うそうです)が少し長く持続する・・・と言われる方がほとんどです。
具体的には注射時の痛みの程度が許容範囲であるか? が重要になります。
メソセラピー(この場合は上清液とPRP)は今後の円形脱毛症の再発予防・改善の大きな手段になると確信しています。
幹細胞培養上清液(エクソソーム・上清液)に関しては丁寧に施術を行えば 問題となる副作用はまず発生する事はないと思います。
幹細胞培養上清液に関しては 18歳以下の方の場合は家族(父母)と同席の上で上清液の治療はご検討していただけると思います。あきらかなガン家系の場合にどのように考えるか? という事がおそらく一番重要な点かと存じます。
PRP治療は国からの規制等もあり18歳以上になりご本人の意思で治療開始となります。
======== 限定解除 幹細胞培養上清液について ===========
※ 幹細胞培養上清液(≒エクソソーム)の限定解除について (未承認医薬品として)
●正しく使用した場合、この治療による重大な副作用の報告は国内外においてありません
●使用している薬液は国内未承認品のため保険適用外です
●日本国内にて製造された脂肪幹細胞培養上清液を使用しています
●同一成分、同一性能の国内承認医薬品はありません
●費用は定価の記載はホームページ内に記載しております。
●もし治療後に副作用等が起こっても保険診療の対象外となります。
※ PRPに関しては再生医療学会による補償制度に加入する手続きは申請し加入しております。