国領きとうクリニック でもデュタステリドを処方する事になりました。
抜け毛が多い時には脱毛予防の薬がどうしても必要になります。
一般的には一生(?)継続という先生が多いですが・・・デュタステリド・フィナステイドに関しては自分は若干意見が違います。 長期の使用は現在のところ、さける方が良いのでは? と考えています。
特にデュタステリドは半減期が長いので継続的に使用して問題ない方も多いかもですが・・・多分問題になる方がある程度の頻度で出現する、可能性が高いと考えております。 そのため、院長・木藤の考えとしては人によって飲み方がかなり変わってきます。
現在の情報で デュタステリドをなるべく避けた方が良い 方は以下の方です。
院長・木藤は消化器病学会の専門医でもあります。 肝臓その他には詳しい方です。
▼ドライアイの方 涙の分泌量がへる可能性大です。
▼糖尿病(正確に言うと2型糖尿病)膵臓の分泌能が低下する可能性
糖尿病のコントロールが悪くなる可能性があります。
▼肝機能に問題がある方
慢性肝炎(B・C型肝炎)
体重増加傾向の方(すべてではありませんが、脂肪肝の可能性が高い方)
アルコール多飲の方(アルコールによる肝障害はあまり太っていない方が多いです)
以上の状態の方に関してはデュタステリドの継続使用はなるべくしない方がよい・・・と自分は考えます。
半減期の問題で継続使用している場合は服薬を中断しても、少なくとも2か月は薬は身体の中にかなりまだある・・・イメージです。 完全に体から消失するには半年近くかかる可能性もある位です。
フィナステリドの肝障害の程度が重症という頻度は多くないと思います。
というか、おかしくなったら中断するしかありません。
いろいろな情報や自分の経験では肝機能的には中断した方が良いと考えられる症例でも患者さん自身が飲み続けたい・・・という強い希望で中断できずにいる、とうい例もありました。
注意すべきは同様のことがデュタステリドで発生した場合にはかなり厳重に対応しないと最悪、劇症肝炎の発生も考えないといけない点です。 半減期が長いというのは薬は良く効くという点もあります。 しかしもし肝障害が発生した場合には薬の使用を中止してもすぐにはもとに戻らない・・・という事になります。
このような時の事も考えると国産の厚労省が認可した薬を使用する方が安心です。 (海外製品の場合は重症になっても健康保険が使用できない可能性があるからです)