頭皮注射(メソセラピー)は頭皮に注射をうち組織の近くに薬剤その他を持続的に接触させる治療と言えます。 薬剤その他と組織の触接が持続するために低濃度でも効果的というのが特徴です。低濃度のため副作用が発生しにくい、ことも特徴です。
一般的には薬剤の効果は濃い方が効くと考えがちです。
メソセラピーを施術しても効果がない場合に一番注意しないといけない事は、
「濃くしすぎない」こと。です。
濃かったら効果がでるだろうと、濃くしがちですが、注意が必要です。
いろいろな方を経験しています。
植毛毛術を行っているの頭皮の方は、昔は傷がある場合が多く植毛がからんだ部位は治療部位から除外しています。傷があるという事はその部位には瘢痕があり線維化が進んでいる場合もあります。その部位には基本的に頭皮注射(メソセラピー)はしない方がよい場合が多いです。 組織の線維化があり注入時の抵抗が大きく薬液が注入できない、もしくは注入時に強い痛みを伴う事があるからです。
状況を個別に確認し、適切な方法をご提案するよう努力いたします。
新たなに手段を当院でも検討する予定となります。

