ガイドラインを簡単にまとめ、動画ですこし細くする追加コメントする形でまとめていきます。 今回は病態・疫学
病態・疫学
・成長期毛包への自己免疫疾患(病気)と考えられてます。 ■リンパ球性と考えられているようです
精神的ストレスに関しては関与はあるけど全く自覚していない人がかなりいる・・・■つまりストレスがすべてではない事は統計的には明白です。ただし、自覚がないからストレスはない・・・と判断するのはおかしいので客観的な評価があればよいと考えます。
毛包周囲へのリンパ球の炎症は確認されている。
・頻度 発病している人は約0.2% 一生の間に円形脱毛症にかかる人は約2% (およそです)
■これは以前の統計と比較すると増加傾向にあるのは間違いないです。
遺伝的要因がありそう。■統計的には一卵性双子の場合には約50%位は発症している。しかし50%は発症していない。つまりは遺伝がすべてではない事は明らかだと医学的には考えると思います。
・合併症
自己免疫性疾患に合併することがある 甲状腺炎・白斑・関節リュウマチ・1型糖尿病 その他
・アトピー性皮膚炎は円形脱毛症の重症化とかなり関連がある。■かなり前の統計ではあるが、重症化する円形脱毛症の方にはアトピー性皮膚炎(アトピー素因とは違う、厳密にアトピー性皮膚炎という事)が合併している(75%位)。つまり「アトピー性皮膚炎」を合併している円形脱毛症の方は可能なら早めに寛解(一旦治ったような正常の状態)にできるように手段がある場合は行った方が良い、という事になります。
★アトピー性疾患・内分泌疾患の既往がない少数脱毛班の存続期間が1年以内だと80%が毛髪が回復することが日本では報告されています。 単発型(脱毛班1つ)の場合40%が半年以内に回復することも報告があります。
・15-25%は全頭型、汎発型へ移行し、回復率が10%以下となっています。
・約18年の経過で脱毛面積が25%未満では約70%の回復。
・15歳以下での発症、蛇行型の回復率は高くない。
ガイドライン的には発症1年以内は経過観察のみも選択肢。 経過が長い場合、全頭型、汎発型の場合には治療継続の意思の確認が必要。さらにかつらの使用提案なども検討。 さらに治療する場合には未成年の場合は親権者と患者様自身の意見が分かれた時には治療開始は見合わせる方がよいとコメントあり。