年齢を問わず、S2以上の多発型、全頭型や汎発型の症状固定期の症例には局所免疫療法を行っても良い.
本療法には保険適用がなく、実施施設における試薬調製が必要であることなどから、患者または保護者の同意と実施施設での承認手続きを経て実施するべきである.
■実際大変だと思います。職員の健康被害、医師自体のアレルギー感作成立など自分ならできないかも・・・と思います。
SADBE(squaric acid dibutylester:3, 4-dibutoxy-3-cyclobutene-1, 2-dione)による施術が DPCP(diphenylcyclopropenone)のそれよりも有効であった。 と報告されています。
治療開始
にあたっては副作用などについて事前に患者への十分な説明と書面による同意が必要である。
■保険診療ではないのでよく事情を説明して、納得していただいた後に治療開始となります。
局所免疫療法の発毛促進効果を評価するランダム化比較試験は実施されていない.
一方で 7 件の症例集積研究と2件の症例対照研究より,SADBEないしDPCPを塗布した部位は,塗布しない部位と比較して脱毛範囲が縮小することを示唆する信頼性の高い根拠が見いだされている
■ある程度有効な手段だという事は証明されています、が実施するとなると医師・患者様ともに大変かと思います。
SADBE,DPCP,アセトンはいずれも揮発性,引火性があり,アセトンは消防法で第 4 類危険物に指定されていることから,防爆冷蔵庫に保管することが推奨される・・・とガイドラインにはあります。 ■かなり面倒です。 これから考えても実際に免疫療法を施術していただける皮膚科の医師には感謝だと思います。
さらに微妙なアレルギー反応を徐々におこさないといけません。
反応スピードが速すぎてもよくないです。 大変な治療法です。 効果はある程度ある事が実証されていますので、実施していただいている皮膚科のクリニックがあったらお願いしてみるのが良いかもです。 あとは効果の具合を見て他の治療法を検討するかどうか? だと思います。
ある程度ひどい円形脱毛症でも有効な事がありますので,局所免疫療法を行っている施設が近くにあるなら,一度はやってみる施術ではあります。
いずれの治療選択をした場合も近くに施術をされていなければ選択肢になりません。
行っている事自体が皮膚科の先生にとってはそれなりに大変なことです。 機会があれば治療を受ける事は選択肢になると考えます。