気になっている方はご来院ください。 無理な治療のおすすめはしません。 大切で必要なご提案をさせていただきます。選択は患者様の権利です。 診察は有料ですが・・・損はさせません。この値段でいいの?? という内容をお話できます。 特に栄養その他の情報はどこにもおそらく負けません。
女性の薄毛の原因
加齢に伴う女性の薄毛は、特に40代以降に顕著で、エストロゲンの減少が主な原因です。エストロゲンは髪の成長を促進するホルモンであり、その減少は髪の成長期を短縮し、薄毛を引き起こします。
●重要な点です。 閉経したら女性ホルモンが少なるのはご理解されていると思います。 問題は実際には女性は閉経前5年、実際にはもっと前から女性ホルモンは急激に減ります。 具体的な例を挙げると40歳以降では妊娠しても妊娠が維持できない場合が多く流産する場合が極めて多くなるので証拠です。
遺伝的要因も女性の薄毛に影響を与えることがあります。家族に薄毛の人がいる場合、同様の症状が現れる可能性が高く、遺伝的な要因が薄毛の進行を加速させることがあります。
●遺伝の影響は間違いなくあると感じます。 ただし100%ではないです、経験的に。 母方の男性軍の遺伝はよく知られていますが、「父方の遺伝子にも関係がある」とした論文もあるようです(手元に原文がありません)
ホルモンバランスの乱れは、エストロゲンやプロゲステロンの変動によって引き起こされ、髪の成長に影響を与えます。これにより、髪の成長期が短くなり、薄毛が進行することがあります。
●この具体例は更年期障害で示されます。 排卵があるときとない時が更年期になると起こっているようです。そうすると女性ホルモンの血中濃度が上がったり下がったりする事になります。 この上下がとてもよくない影響を及ぼしています。
不規則な生活習慣や栄養不足、過度なダイエットは、髪の健康に必要な栄養素を欠乏させ、薄毛の原因となります。特に、タンパク質やビタミンの不足は髪の成長を妨げます。
●髪の成分は蛋白質がかなりを占めています。ビタミンCは髪のコラーゲンの生成に必要です。 あとは胃の調子が悪く胃酸の分泌が少ないと、タンパク質の吸収がよくありません。いわゆる食が細いというタイプです。
★本気で何とかしたい場合はピロリ菌が胃の中にいるのか? をます確認する必要があります。 ピロリ菌+なら除菌はした方が良いです。 方法論は木藤はものすごく詳しいです。 少し前までは内視鏡学会の専門医でもあり、ピロリ菌学会の専門医でもありました。 ピロリ菌がいない場合は元々の胃の元気さが関係します。 あとは食事関連でしょうか?
慢性的なストレスはホルモンバランスを乱し、薄毛を促進する可能性があります。ストレスは自律神経を乱し、血行不良を引き起こし、髪の成長に必要な栄養素の供給を妨げます。
ホルモンバランスの影響
エストロゲンは、髪の成長を促進し、髪の質を改善する重要なホルモンです。エストロゲンの減少は、髪の成長期を短くし、脱毛を引き起こします。 プロゲステロンは、髪の成長サイクルを維持する役割を持ちます。特に、エストロゲンとプロゲステロンのバランスは重要です。
妊娠中のホルモン増加と出産後の急激な減少が一時的な薄毛を引き起こすことがあります。通常、半年から1年で回復します。
●この時、栄養状態が良好であればほとんど復帰できます。 妊娠中、育児の問題で栄養状態がよくないと髪の復帰に時間がかかったり、前の状態に戻りにくい時があります。
生活習慣と薄毛
ストレスは女性の薄毛の主要な原因の一つですが、ストレスで体内のホルモンバランスが崩れ、髪の成長サイクルに悪影響を及ぼします。エストロゲンの分泌の減少は髪の成長期を短くします。
睡眠不足は髪の健康に深刻な影響を与えます。特に、成長ホルモンの分泌が減少し、髪の再生が妨げられます。22時から2時の間に十分な睡眠を取ることが、髪の健康を維持するために重要です。
●睡眠時間は確かに影響がありますが、個人差が大きいです。
過度なダイエットは、髪に必要な栄養素を不足させ、薄毛を引き起こす可能性があります。特に、タンパク質やビタミン、ミネラルの不足は、髪の成長を阻害します。
ダイエットの問題は女性は間違いなくあると感じます。 日本は世界の医師から批判されるほどヤセ願望が強い国です。 もすこし栄養に気を付けた方が良いです。 とくに蛋白はある程度多めが必要です。 腎機能に問題ない場合には、食べれる方は体重kgあたり1グラムの蛋白は食べた方がよいです。
食べれない方は個別にいろいろ考える事になります。(これは結構大変です)
食べられない場合の一つに「胃」の調子がよくない、という状態もあります。 この場合は無理して食べても吸収がうまく行きません。 根本的栄養療法が必要かもしれません。
不規則な食生活は栄養バランスを崩します。脂っこい食事や炭水化物の過剰摂取は、脂漏性湿疹などの発症もからみ、薄毛を促進します。
●コレステロール、中性脂肪などがかなり高い方は要注意です(自分は高く、28歳の時から薬を飲んでいます。経験的にビールは特に中性脂肪を上昇されるのは間違いありません)
適度な運動は血流を改善し、髪の健康をサポートします。 ●特に座りっぱなしの仕事に方は注意が必要です。 データ的に明らかな差が出る位よくないようです。
薄毛の症状と診断
びまん性脱毛症は、女性に多く見られる脱毛症で、髪が全体的に薄くなるのが特徴です。 初期症状としては、髪のボリュームが減少し、分け目が目立つようになることが多いです。
●薄毛の表現として「髪のこしがなくなった」、「ペタンコになった」というのも表現の一つです。 髪が細くなり、抜け毛が増えることが現象として挙げられます。
専門クリニックでキチンと診断された場合はかなり正確に診断されると思います。 スコープでみると前の診断は違った・・・という事は時折あり得ます。